2014年5月、インドの環境森林相は、「イルカは人類ではない人(non-human persons)と見なされるべき」とし、イルカを娯楽目的で飼育下に置くことは、倫理的に認められないと公式に発表した。
イルカショーを禁止し、ドルフィンパークを全て閉鎖するよう命じた。
イルカだけではない。クジラやシャチなど、クジラ目の動物たちを娯楽や商業目的で保護、輸入することを禁止した。コスタリカ、ハンガリー、チリも同様。
そこに至ったのは、クジラ目の動物の脳が、特にコミニュケーションと学習に関する部位において発達していることを、研究者が示したことが発端。
海外では、「イルカは知的で神聖な生き物」と捉えられており、イルカショーを行うのは、イルカに対して残酷な行為という感覚が、日本よりも遥かに強い。
私は、イルカショーを見たことが1度だけある。「ここから、出たいじゃろ。。。」と思いながら、ただボーッと眺めていた。感動はない。
動物園にも興味がない。野生の動物に糖尿病は無いけれど、動物園の動物は、糖尿病以外にもさまざまな病気を患う。檻の中で一生を暮らす動物たちを見て、喜びは感じない。
水族館にも興味がない。水族館へ行った時、目が釘付けになったのは、人だった。スキューバダイビングのような格好をして、水槽の中を清掃するヒト科ヒトを、ボーッと眺めていた。
先日、「この地球に存在するものは、地球から生まれたものばかりではない。」と、「稲は、イーネ。」の記事に書いたけれど、
イルカやクジラは、地球から生まれた生き物ではない。彼らの知性や波動は、私たち人間よりも遥かに高い。
イルカはプレアデス、クジラは金星からやって来た存在であり、野生の彼らは、日常的に、頻繁に地球と地球外を瞬間移動しているそうな。
サミー