Cue Spot 331

カラダの素晴らしさを、ただただ語る。

小麦粉はワルモノ?

グルテン(gluten)とは、小麦や大麦・ライ麦などに含まれるたんぱく質の一種。

世界的に有名なテニスプレーヤーが、血液検査などを通して小麦や乳製品などが体質に合わないと診断されたことを機に、

グルテンを摂取しない食事に切り替えたことで体の調子が良くなった」といった著書を出版し、グルテンが注目されるようになった。

そして、「小麦粉を避けた食生活は、身体をより健康にする。」という情報が広まった。

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私が疑問に思うのは、小麦粉食品を食べて体調を崩す人たちの、の身体の状態と、これまで食べていた小麦粉食品の品質。この2点。

今の身体の状態というのは、これまでの食習慣や生活習慣によって作られている。

 

これまでの人生で、どんな薬や重金属を、どれぐらい体内に入れてきただろうか。

予防接種などの注射、風邪薬や痛み止めなどの服用薬、虫歯予防や虫歯治療などで使われた薬や重金属が、体内に溜まっていないだろうか。

普段の食生活で、薬や重金属(食品添加物・農薬・調理器具の材質など)を、口に入れることが、多くはないだろうか。

そして、日常的に食べてきた小麦粉食品は、どんな品質だったのだろうか。

 

身体に不要な物(薬品や重金属など)が溜まっておらず、日常的に薬を服用していない真に元氣な人が、

本物の小麦粉で作られた小麦粉食品を食べて体調を崩したのなら、それは、「小麦粉は人類の身体にとって良くない。」と見なされるべきで、

赤ちゃんの頃からワク◯ンをバンバン打ち、市販の離乳食を毎日与えられ、乳製品や加工食品を日常的に食べ、

風邪などちょっとしたことですぐ薬に頼るという生き方をしてきた人が小麦粉アレルギーであるならば、それは、小麦粉のせいではないのでは?

 

小麦粉は、古代から人々に親しまれてきた。そんな小麦粉(又はグルテン)が、人々のカラダにとって悪であるはずがない。と、私は思う。

今、世の中に出回っている小麦粉(又は小麦粉食品)のほとんどは、品種改良を重ねに重ね、小麦粉の古代種とはかけ離れたもの。

そして、輸送の際に虫がつかぬよう、製粉された後に薬品がまぶされている(ポストハーベスト)。

そういった小麦粉は、本来の小麦粉とかけ離れた小麦粉もどきであり、食べた人の心身にダメージを与えるのは当然と言える。

 

今現在、小麦粉アレルギーがある人が、古代小麦粉のパンやパスタなら食べても大丈夫と言っているのではない。

小麦粉アレルギーがある人は、まず食習慣を見直して身体に溜まった不要な物を排出し、身体を整えることが先。

小麦粉が使われている食品は多いから、小麦粉が自分のカラダにとって「敵」では無い方が、きっと生きやすい。

小麦粉を敵に回すより、自分のカラダを立て直して薬を必要としないカラダになり、

小麦粉食品をおいしくいただけるカラダであった方が、人生をより楽しめるのではないかと、思う。


サミー

 

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