Cue Spot 331

カラダの素晴らしさを、ただただ語る。

治癒のプロセス。焦りは禁物。

何年か前、ホメオパスが開催するホメオパシー講座に参加した時、「治癒の法則」というものを知った。

 

治癒の過程で症状は、

・心から身体へ。

・内側から外側へ。

・上から下へ。

・重要な器官からより重要でない器官へ。

・新しい症状から古い症状へ。

と、移動しながら回復へ向かう。その例をいくつか。↓

(1)精神的に不安定だった人の心が安定するようになったら、耳に症状が現れた(心から身体へ)。

(2)鼻炎だった人が、鼻炎と引き換えに発熱、下痢、湿疹の症状が起こった(内側から外側へ)。

(3)顔の湿疹が治ったと思ったら手足に発疹が現れた(上から下へ)。

(4)喘息が治ると引き換えに身体に湿疹が出た(重要な器官からより重要でない器官へ)。

(5)喘息が治ると引き換えに昔あったアトピーが出できた(新しい症状から古い症状へ)。

*昔、何かの症状を薬で抑えたことがある場合、数年後にその症状が再び現れることがある。

 

まさに、上記の4番が当てはまる身内がいる。

子どもの頃から喘息で、大人になっても吸入薬が手放せない。そんな彼が食生活を変えたところ、喘息がいつの間にか治った。

吸入薬を常に持参していないと不安だったほどなのに、氣づけば「あれ?そういえばしばらく吸入薬使ってないな。」と、数ヶ月も喘息発作が起きていない状態になっていた。

ところが、喘息が治るのと引き換えに、全身に湿疹が現れた。

これは、上にあげた(4)が示すように「重要な器官からより重要でない器官へ」症状が移動したという、回復へのプロセス。

けれど、彼は痒いのに耐えられず、毎日ステロイドを使い症状を抑えるようになったため、また喘息発作が起こるようになった。

 

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治癒には法則があり、症状が移動しながら回復していく。

ということを知っていると、表面に出てきた症状を「やっかいなもの」ではなく、「回復へ向かうための治癒反応」と捉えることができる。

かと言って、仕事や日常生活に支障をきたすほどその治癒反応(痒みなど)が辛いのであれば、一時的に薬を使うのも有りだと思う。

「治癒反応である症状は、薬で抑えずに出した方が良い。」ということを知っていれば、薬に頼りすぎることもないだろうから。

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何らかの薬を長年使い続けてきた場合、「その薬を日常的に使うことでバランスを取るカラダ」になっているので、突然薬をやめるのは、カラダにとってかなり負担な場合もある。

薬は、すぐに辞めた方が良いものもあるし、徐々に減らしていくという方法が好ましい場合もある。

長らく服用してきた薬をある日突然断薬したり、「これからは何がなんでも薬は使わない!」と決めて頑なになり、症状の辛さに耐えながら日々を暮らすのは得策ではない。

「ストレス」は、血液の質をもっとも低下させる非物質であり、回復を妨げるから。


生活や食生活を改善することで、カラダに徐々に変化が起こり、だんだん、薬を使用する必要がないカラダになっていく。

これが、心身に無理のない断薬だと思う。何事も、なるべく心身が辛くない方法でやるのがイイ。


サミー

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