遺伝子組み換え野菜を作るのが良くないことは、多くの人に知られている。
食べ物ではなく生き物のこととなるとさらに熱が入り、生き物の遺伝子を、科学によって操作するのはけしからんことだと知る人は多い。
「ワ◯チンによって人の遺伝子を操作するだなんて、決してやってはならない!」
というふうに。でも、ワンコについては、どうだろう。
・トイプードル
・チワワ
など、小さい身体の犬種は、人間のエゴのために、遺伝子操作されまくった結果なのでは?
「犬を飼いたいけど、なるべく世話がラクな犬を飼いたい。」
という人々のために遺伝子操作を繰り返された命は、需要が多いのでどんどん生産され、売れまくっている。
人が、私利私欲のために野菜や人間の遺伝子を操作するのはダメだけど、
人が、私利私欲のために動物の遺伝子を操作しまくるのは、良い?
「犬を飼うのは、子どもの教育に良さそうだから。」という理由で飼う人たちがいる。本当に、子どもの心の成長に良い影響を与えるのだろうか。
人間のエゴのために遺伝子操作を繰り返されて出来上がった犬種を飼い、
毎日、1日の長い時間を家の中で1人ぼっちにさせ、それでも、「散歩は毎日連れて行ってるし、ちゃんと遊んでやっている。」と、
犬を飼う人が果たすべき義務を、自分はちゃんと果たしている良き飼い主だと思い込み、
大切な家族だというのに、毎日手作り食ではなくインスタント食品(ペットフード)を与え続け、
狂犬病のことを調べもせず恐れ、狂犬病ワ◯チンのことを調べもせず、利権にまみれた毒だとは知らず毎年打たせ、
飼い犬が体調を崩すと、それが、遺伝子操作を繰り返したことによる影響だったり、毎日のエサやワ◯チンのせいだとは微塵も思わず病院を頼り、次第に薬づけにし、
飼い犬を本物の病人(病犬)に仕上げているのは飼い主である自分なのに、「この犬種は、◯◯病になりやすいらしいの。」などとぬかす。
エサやりの時など、無駄に「待て」をさせて優越感に浸り、エサで釣って芸を教え込ませ、その姿を見て笑う。
こういった飼い方は、力ある者(親)が、自分より弱き立場の者(子ども)に、さらに弱き立場の者(動物)を服従させる方法を、見せ続けているだけなのではないだろうか。
ワンコの飼い方を通して我が子に教えているのは、命の大切さではなく、
親、子ども、兄弟、配偶者、友だち、仕事仲間などの身近な存在を、自分にとって都合よく飼い慣らす方法を、教えているのではないだろうか。
資本主義のピラミッド構造な社会を変えたいと願いつつ、
遺伝子操作されまくって出来上がった、飼い慣らしやすい犬を飼い、粗悪な食事ばかりを与え、頻繁に命令し、服従させる。
そんなピラミッド社会を、自宅で楽しんでいたりしないだろうか。。。
そんなことを、ふと、思っていた。
誰が、身近な命をどのように扱っているか、宇宙は、ちゃんと見ている。
サミー