介護職を20年以上続けているAさん。Aさんが介護職を始めたのは、「Aちゃんは介護職に向いていると思うよ。」と友人に言われたのがキッカケ。
介護施設で働いてみたら、確かに自分に合っていて、それからずっとAさんは介護職。
これまで、Aさんが仕事で関わった高齢者は、元氣な人、認知症の人、足腰の弱っている人、寝たきりの人などさまざま。
Aさんは、「ジィちゃん、バァちゃんは皆可愛い」と言う。
以前、Aさんが勤めていた介護施設は、「利用者さんが、よりリラックスできるように。」という理由から、スタッフの制服は無し。
スタッフは皆、作業しやすいカジュアルな私服で仕事をしていたそう。
ある日の仕事中、Aさんが利用者さんのトイレをサポートしていると、その方の排泄物が、Aさんが履いていたデニムパンツにかかってしまった。
それをAさんは、「これが本当のダメージジーンズ!」と、グッドのハンドサインと共にドヤ顔で言ってきて、私は爆笑したと共に、感激した。
Aさんみたいな人に介護される人は、なんて幸せだろう。
その時Aさんは、その施設の洗濯担当の方が、快くデニムを早急に洗濯乾燥してくださって事なきを得たそうだけど、
その日以来毎日、仕事には着替えを持っていくようにしたらしい。「その件で学んだ」と笑っていた。
自分に合った環境に身を置くと、ストレスがうんと少ない。だから、他者に優しくできる。
それは、「他者に優しくせねば」と、自分の心身に無理をさせて絞り出す優しさではなく、自分からウッカリ滲み出ちゃう優しさ。
それはあまりにも自然で、他者に優しくしようとする意識すらないので、その優しさに触れるた人は、「やってもらって申し訳ない」という罪悪感を抱きにくい。
それが、とてもイイ。地球にとって、とてもイイ。
地球を弱らせる原因は、水質や空気の汚染ばかりではない。人々が持つ罪悪感などの重い想念は、地球が地球自身の波動を上げようとするのを妨げ、弱らせる。
自分に合った環境に身を置くことは、最短で世のため人のためとなる。
ストレス無き人と会話をするのは、楽しいしね。
(^_^)(^_^)
サミー