ケアマネージャーのAさんは、ケアマネージャーになった時、「虹色介護」という言葉とその意味を教わったそう。
それは、「介護をする人が、自分の人生を犠牲にする必要はない。ちゃんと、自分の人生を楽しんでいい。」というもの。
だから、ケアマネの私たちに、本音をどんどん伝えてほしいと言う。
毎週、楽しんでいる趣味があるとか、いついつ旅行にいくつもりだとか、そうゆうことを言ってもらえれば、その時はご家族の方がお世話をしなくて良いよう段取りを組むし、
それ以外にも、時間的や距離的に、要介護者である親の世話をすることが可能だけど世話をしたくないだとか、そうゆうことも、遠慮せず言ってほしい。
それを元に、要介護者をどのようにケアしていくか、その都度プランを立てる。それがケアマネの仕事。
そして、要介護者のご家族には決して、「頑張りましょうね。」は言わない。介護に限らず、それぞれの暮らしで皆さん、充分頑張ってらっしゃるから。
と、言っていた。
そ。皆んな、充分頑張っている。頑張ってきた。「家族だから」ということに縛られて、自分の人生を犠牲にしなくていい。
サミー