きのう、教員のA君(仮イニシャル)と話していた。ウツや病気などで辞める教員が後を立たず、人員の少なさが今年は異常らしい。
A君は、「今年の勤務はかなりキツくなりそうだけど、『これ以上はもうムリ』と感じたら、すぐ辞めるつもり。」と言っていた。
それを冗談混じりで同僚の教員に話したら、「A先生が今辞めたら、皆んなから恨まれるよ〜。」と笑って言われたらしい。
でも、そんなことはどうでもいい。
「これ以上はもうムリ。」だと感じたら、そこから去ればいい。 逃げてしまえばいい。いつだって、最優先すべくは自分の命。
これ以上教員が減ったら、授業の在り方にも影響し、生徒にも迷惑がかかるかもしれないけれど、そんなの関係ない。
誰かに迷惑がかかることを気にして、自分の命を痛めつけてはいけない。命以上に大切な仕事など、この世にない。
その会社の人員が少なくなり過ぎているのは、その会社の在り方に問題がある。そして、その良からぬ在り方は、経営者が変えていかねばならないこと。
教育現場であれ、どこかの会社であれ、スタッフが無理をし、ギリギリの人員で回せてしまえば、上層部は「この人数でもやれるじゃん。」と、調子に乗る。
そして、心身が限界に達した者が突然辞めると、「こんな状況の時に辞めやがって、なんて責任感のない奴だ。」と、のたまう。
そもそも、スタッフに無理をさせることでなんとか成り立つような会社の在り方は、いかがなものか。。。
自分が辞めたら迷惑がかる。という考えが頭をよぎっても、精神的や肉体的に「もうムリ」だと感じているのなら、それはもう、そこから卒業する時。
この数年、地球の変容に伴い、世の中のあちらこちらで破壊と再生(浄化と成長)が促されている。
それは、芸能界や政界、誰もが知る大企業などの、目立った世界だけの話ではない。
それが大規模であれ小規模であれ、会社や何かのコミュニティなど、これまで続いていたマズイ体制を終わらせ、より良い状態に作り変える。
又は、自分の心身にとってマズイ状況から卒業し、自分の心身にとってより良い世界へ飛び込む。
ということ(破壊と再生)を、今、この一年ぐらいの間に実践した人にとっては、これから、うんと生きやすい世界になるのではないかと、思う。
サミー