Cue Spot 331

カラダの素晴らしさを、ただただ語る。

医療に、もっと自然を。

最近、1700年代の欧米を舞台にしたドラマを観ている。主人公の1人は、女性の治療家(ヒーラー)。

時には、撃たれた人の身体から銃弾を取り除いて患部を縫合したり、外科的なことも行うけれど、

普段は、ケガや病気などで弱った人に対し、薬草や、それを煎じたお茶などを用いたり、「しばらくの間は、ニンジンをたくさん食べて。」などとアドバイスして、回復へ導く。

 

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そのドラマの中で、同じ集落に住む女性たちとの、こんな会話のシーンがあった。

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女性A:こないだ息子が手に火傷をしたの。

女性B:患部にハチミツを塗るといいわよ。

治療家:そうよ。感染症を防げるの。

女性A:でも、医者はハチミツより解熱剤が効くと言ってたよ。国王も使ってるらしい。

女性B:そうなのね。

治療家:ケガ(火傷)をしたのは手なのに、医者は飲み薬を勧めているの?息子さんは吐いてた?

女性A:ええ。吐いた。

治療家:あの薬に含まれるアンチモンには毒性がある。だから吐くの。飲み過ぎたら…

女性A:あなたは腕のいい治療家だけど、ウィルソン先生は博学よ(あなたよりも知識があるよ)。

女性B:国王のお抱えの医者が、毒を盛るだなんて考えられないし。あはは。

治療家:・・・

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そもそも、国王が「ワシはこの薬が効いて治ったぞよ。」と言っていたとしても、それが真実かどうか疑わしい。

例えばイギリス王室。いつの時代からか、彼らの主治医はホメオパスてことは、風邪などのちょっとした不調に薬など使わないんだろうな。彼らは、薬がなんたるかを、きっとよく知っている。

ホメオパスホメオパシーという自然療法の世界で医師のような役割。

けれど、王室はそれを大衆に向けて言ったりしない。もっと自然の力を生活に取り入れるべしとか、言ったりしない。

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以前観た、19世紀後半のカナダを舞台にしたドラマでは、ある日、森を散策中に転んで足をケガした青年が、インディアン(先住民)に手当てしてもらうシーンがあった。

インディアンは、麻酔の役割があるからと、ケガをした青年に柳の葉を食べさせ、患部にはたっぷりのハチミツを塗った。

それを見た、医者になることを目指す青年(ケガした青年の友人)は、感銘を受けた。

「自分の母は、自分が生まれてすぐに亡くなり、父や友人の奥さんは、少し前に病気で亡くなった。

医者は、僕の大切な人たちを助けられなかった。医療は、もっと自然を取り入れるべきだ。」

と、熱い思いを抱く。

 

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「薬」という字には草かんむりが使われているように、はるか昔には、確かに草花から作られ、人々の回復を助けるものだった。

けれど、現代の薬は、はるか昔に使われていた薬とは、大きく変わってしまった。

残念ながら、現代の薬は一時的に症状を抑えるだけであり、しかも毒性が強い。決して回復へは導かない。

大怪我や緊急性の症状など、放っておけば死にそうな場合、一時的に医薬品が必要なことはあるけれど、薬はずっと使い続けるものではない。

使用し続けている薬の毒性が、新たな病気を生み、その症状を抑えるために、また別の薬を利用し…というループで、どんどん心身は弱り、本物の病人になってゆく。

 

健康保険制度が充実しているがために、どんな人も、医療を気軽に受けられる日本。それゆえ、どんどん医療利権は潤う。

医療利権が潤うことにせっせと協力している人(病院や薬を頻繁に利用する人)が、なんと多いことだろう。

 

食習慣や生活習慣を立て直せば、心身は変わる。回復とは、本来の状態に戻ること。

国王は、政府は、医師は、人々の病気を治したりしない。病気は自分で治すもの。

通院の必要も、薬を服用する必要もない元氣な心身で在る。という人がうんと増えれば、世界はより良くなる。

 

平和は常に、自分から始まる。


サミー

 

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