Cue Spot 331

カラダの素晴らしさを、ただただ語る。

認知症と水の関係。

認知症の方は身体に水分が足りていない。そのため、脳からの信号がうまくカラダに伝わらない。

ということを本で知った時、ものすごく納得した。

キネシオロジーという分野で、「水分が足りていないと、脳から身体へ信号がうまく伝達できない。」ということを、実践を交えて学んでいたから。

 

何県のどこだったか忘れたけれど、認知症の改善を目的とした施設がある、そこでは、認知症で入居された方に、1日2リットル近くの水を飲んでもらうのだそう。

そして、しばらくそこで過ごすと認知症が改善して元氣に退院していくのだそうな。

 

これを知ると、「水をこまめに飲むようにするだけで認知症が改善するなんて、すごい簡単じゃん」と思えるけれど、

これまであまり水分を摂ってこなかった人は、なかなか水を飲みたがらない。そもそも、認知症のご本人は、身体の渇きを自覚していない。

施設ではなく、家庭でこれを実践するには、一筋縄ではいかないらしい。

 

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これまで、1日にあまり水分を摂らなかった人がたくさん水を飲む生活を始めると、最初はトイレが近くなる。

それが次第に、膀胱がたくさん尿を溜めれるキャパになり、体内に水分が足りることで脳からの信号伝達が正常になり、無駄な尿意はなくなるそうだけど、

認知症初期の方は、トイレが近くなることを氣にして、あまり水分を取りたがらないらしい。

う〜む。。。( ̄(工) ̄)


そこでおすすめなのは、トイレ後に毎回、ひと口、ふた口の水を飲む。というもの。

オシッコしてトイレから出たら、毎回水を飲んでもらう。ガブガブとたくさん飲ませようとする必要はない。

これなら、認知症のご本人に実践してもらいやすいかも。認知症の度合いにもよるけれど。。。

 

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認知症の場合、身体の水分不足以外に、脳に溜まった重金属(薬品・テフロンの鍋・食品添加物などから)の影響もあるし、

現役を退いた後の、楽しみや刺激のない生活の影響もある。腸内環境も、脳の状態と密接な関係がある。

 

そういった、認知症を招くいくつかの要因を知り、改善するために良いことを実践し、認知症から卒業して介護が必要なくなる。ということが皆できるのであれば、どんなに良いだろう。

認知症改善に良いことを、本人が実践するようサポートするのは、結局は家族であり、それも、かなり骨が折れる。

認知症のご本人と家族。100人いれば100通りの暮らし方があり、認知症改善に良いことを知ったところで、あっさり実践できる人ばかりではない。

皆、自身の暮らしを頑張っているもの。それに加え、家族の認知症改善に取り組むのは、時間的・肉体的・精神的に、なかなかのことだと思う。

 

今、全国に存在する介護施設は、入所したら、そのまま徐々に弱っていき、そこで最期を迎えるのが通例だけれど、

一度はそこへ入所しても、元氣になって退所していく人がほとんど。という施設が、増えると良いなと、思う。


サミー

 

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