前記事「MSG。」の続き。
グルタミン酸ナトリウム(MSG)のように、身体や脳を犯す薬品は、発達が未熟な子ども(胎児や幼児)が摂取した場合、大人が摂取するよりも毒性が高い。
私たちの脳内の血管には、細胞や病原体などの有害な物が、簡単に、脳に入らないようにする障壁(仕切り壁)の役割をする血液脳関門というものがある。
ところが、胎児期から生後3年ぐらいまでは、血液脳関門がまだ未完成(又は未熟)であるため、異物(有害物質)が血液中で高濃度になると脳に入ってしまう。
異物が血液中で高濃度になった状態とは、血液の質がかなり低下した状態であり、血液の質を最も低下させる物質とは、薬品。
医薬品、農薬、食品添加物などの薬品は、血液脳関門が未熟な子どもの場合は、簡単に脳内に入ってしまい、それが、心身にさまざまな障害を引き起こす。
これを踏まえて、グルタミン酸ナトリウム(MSG)の話へ。
*「MSGとは」で検索すると、とある有名な化学調味料であることが分かる。
ワシントン大学医学部(精神医学科)助教授のジョン・W・オルニー博士は、幼児のハツカネズミに、グルタミン酸ナトリウム(MSG)を与えたところ、
視床下部の細胞が侵される損傷や、神経細胞の損傷(又は破壊)が確認されたことを受け、このように警告している。
「妊娠中の母親が、グルタミン酸ナトリウム(MSG)を大量摂取すると、胎盤からそれが胎児の血液に移行し、胎児の脳神経を破損してしまう恐れがある。」
この報告に米国政府が反応し、当時の大統領栄養問題の担当顧問メイヤー博士は、
「グルタミン酸ナトリウムは(MSG)は有害である。よって幼児食品への添加を禁止すべきである。」
との声明を発表し、米国民に警告を鳴らした。
日本で言うなら、食品の裏表紙を確認して「アミノ酸等」と書いてある物は避けよ。ということ。
*アミノ酸等:グルタミン酸ナトリウム(MSG)が、食品に添加されている時の表示名。
胎児期や乳幼児期に、食べ物や医薬品(予防接種含む)などから体内に入った有害物質は、未熟な血液脳関門を簡単に突破して脳を直撃し、破壊する。
「アミノ酸等」以外にも「たんぱく加水分解物」とか、体内に入れるべきではない薬品(食品添加物)は、他にもたくさん存在する。
どの食品添加物なら安全か?ということではなく、なるべく、食品添加物(薬品:不自然な物)が使われていない食べ物を選んだ方がいい。
健全な脳や心身を造る、又は、健全な脳や心身で在り続けるために。
現代は、心身に障害を抱える子どもが増えまくっている。
それは、現代の子どもが添加物や農薬などの薬品を食べ物から摂取したり、医薬品を摂取、または接種する量や機会が、
今の高齢者が子どもの頃(数十年前)より、遥かに増えたことと関係が大有りだと、私は思う。
不自然な物(薬品)は、簡単に大自然(環境や身体)を破壊する。
知らないは罪、知ろうとしないはもっと罪。
この世の中は、知っていれば防げることが山ほどある。そして、身体や脳の破損した神経は、回復可能だとも、私は思っている。
私たちの身体は、命ある限り回復(正常に戻ること)へ向かって働き続けているから。ただし、その働き(回復力)を存分に発揮させるには、
これまで体内に溜めてきた異物を排出しやすいカラダ(血液の質が良いカラダ)になるよう、食習慣や生活習慣を見直して生きる必要がある。
治らない病気などない。生きていれば必ず治る。
サミー