私は子どもの頃、牛乳が大好きで毎日飲んでいた。それが大人になるにつれ、だんだん飲まなくなった。
18歳で一人暮らしを始めてからは、たまに、料理に使うために買うぐらいで、飲むために買うことなどなかった。
20代の頃、マクロビオティック(玄米菜食の食事法)と出会うと、牛乳の代わりに豆乳を使う調理法を知った。
「動物からタンパク質を摂らなくても、植物から充分摂れますよ〜。」と、マクロビは言う。
*現在はマクロビアンではありませんが、今でも肉は苦手で食べません。牛乳はすっかり、飲みたいと思わなくなりました。
当時は、動物性食品を摂らない人は植物から積極的にタンパク質を摂った方が良いと思い込み、豆乳を毎日飲んでた時期があったけれど、「旨い」と感じたことは一度もない。
牛乳の代わりに豆乳でシチューやグラタンを作ったり、生クリームを使う代わりに自作の豆乳クリームを使って菓子を作ったこともあったけど、私にとっては、どれもイマイチ。
私の考えでは、
「美味しい」と感じないものは、その人のカラダにとって必要のない食品。
そこで、ふと思った。
「健康を維持するためには、牛乳・豆乳・アーモンドミルク・ココナッツミルクなど、何かしらチチ(乳)的なものを摂らねばならない。」
って、単なる思い込みだよね? ある意味「洗脳」というか。
もちろん、豆乳の味が大好きで飲むのは、カラダにとって好影響だと思う。けれど、かつての私のように、
「豆乳を摂取した方が良さそうだから。。。」
という理由で、美味しいと感じてないのに頻繁に飲んでいるんだとしたら、逆効果。血液の質を最も低下させる非物質はストレスだから。
牛乳がカラダに与える悪影響を知り、豆乳に切り替える人は多いけど、豆乳がカラダに良いかと言うと、疑問。
大豆(固形物)として適量食べれば充分な量の栄養素を、液状にしてゴクゴク飲むことで摂りすぎてしまう弊害があるかも。
この世に液状で存在しているものは、液状(飲む)で摂取した方が良く、固形で存在しているものは、すり潰したりせず固形で頂く方が、カラダに好影響なのかなー。
と、思う今日この頃。
この世に、液状で存在しているものって、水と、一部の果汁ぐらいしかないような。。。
てことは、人のカラダにとって最良の飲み物とは、やはり水か。。。
牛のチチ
豆のチチ
アーモンドのチチ
ココナッツのチチ
など、何かしらのチチを、健康のためにと頻繁に摂取しているのに慢性疾患があるのなら、「チチ(乳)を摂らねば」という呪縛から、そろそろ解放された方が良いかもね。
サミー
私はなぜ、牛乳が大好きだったのか - Cue Spot 331