手荒れに長年悩まされた40代男性が居る。飲食店を経営し、自身で調理する彼は、10代の頃に飲食店でバイトして以来、ずーーーっと手荒れ。
カサついた手指は頻繁に切れるので、いつ会っても、手のあちこちに絆創膏を貼っていた。
指先の荒れが酷くて爪がまともに伸びず、どの爪もトタンのように波打っていた。
洗い物をする時や魚介類を仕込む時は、ゴム手袋を装着。そうしないと、痛くて痒くて仕事ができない。
彼は、10代の頃からずっと皮膚科に通っていた。皮膚科の先生は彼の職業を知っており、
「洗い物などの水仕事をする人の職業病だから、手荒れとは一生うまく付き合っていかないとね。」
と、言われていたそう。それはつまり、「その仕事をしている以上治らないよ。」という意味。
彼は、その病院で処方される小さな容器に入った半透明のクリームを私に見せて、
「塗ると一時的に症状がおさまるけど、またすぐ荒れる。その繰り返し。」と言っていた。ステロイドだと思った。
私は彼に、生活と食生活をほんの少し変えてみることを提案した。そして、実践から数ヶ月後のある日、彼は氣づいた。
・トタンの様に波打っていた爪が、普通の爪になっている。
・魚介類を触っても痒くない。
・無意識で、手袋せず、素手で洗い物をするようになっている。
そう、ある日、あれ?そういえば最近、全然絆創膏してないし、買ってないな。。。と氣づいた。
手荒れに20年以上も悩まされた彼は、生活改善を始めてから数ヶ月で、手荒れが治った。
高い学費を払って医学部で学び、皮膚科を開業し数十年、その医師はこれまで、一体何をしていたのだろう。
回復へ導くプロであるはずの医師が20年治せなかった手荒れを、医療という分野でドシロウトの彼が、自分自身で治した。
プロが治せなかったものを、ドシロウトが治した。
そ。みんな、自分の病気は自分で治せるんだよ。誰のカラダも、すんごい能力を持っているんだから。
(^_^)(^_^)
その医師の診察はいつも、彼の手荒れ部分を数秒見て、「変わらずだね。同じ薬出しとくね。」という感じだったそう。これが医療だろうか。
もしも、あなたが通い続けている病院があるならば、初診時やそれ以降、
その医師は、あなたの日頃の食生活や生活習慣を、時間をかけてじっくり聞いただろうか?
その医師は、あなたがその症状を抱えることになった経緯を探り、知ろうとしただろうか?
その医師は、あなたの一部(患部)をただ見るだけでなく、心を含めたカラダ全体を、診ようとしただろうか?
もしそうでないのなら、あなたは、患者を回復へ導く能力に乏しい医師にかかっている。
真実は、部分にではなく全体にある。
誰もが持つ素晴らしい自己治癒力のことや、自己治癒力を存分に活かす方法を知らない医師に見てもらっても、回復することはない。
それが、手荒れであろうと癌だろうと難病だろうと。
今すぐ、自分で調べてまともな病院を見つけた方がいい。あなたの大事なお金を、これ以上、治し方を知らない医師に捧げたくないならば。
そして、真に回復したいならば。
サミー