Cue Spot 331

カラダの素晴らしさを、ただただ語る。

ゆるませる?

「ゆるませる」ことをメインとした施術を習ったことがある。身体の緊張をほどくというもの。

受講者全員が練習台になり、施術ベッドを使い、交代に施術し合う。

 

ガチガチに肩がこっている人の肩が、施術後にフニャフニャに柔らかくなったり、

腕や脚の可動域が広くなったり、肋骨が開いて呼吸がしやすくなったり、鼻の通りが良くなったり、

身体がポカポカと温かくなったり、内臓が活発になることでトイレへ行きたくなる者がいたり、

顔の歪みが調整されたり、頬がスッキリして目がパッチリしたり(スネ夫君の目がしずかちゃんの目になるわけではない)。

それらの効果を、受講中に見たり体験するたび、

「ぬおおお!たったこれだけのことでこの変わり方!この技法はやっぱりスゴイ!」

と、えらく感動したりもした。

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けれど、身体のどこかが緊張するには理由があるはずで、

緊張してからゆるめるのではなく、身体のどこも緊張しない生き方(暮らし方や仕事の仕方)にシフトすれば根本解決となる。

 

例えば、誰かが自分を叩こうとしているのが見えたら、とっさに背中を丸めて腕や肩にグッと力を入れ(緊張)、防御の姿勢に入る。

それと同じで、不安を抱えている人は身体が緊張しがち

不安を感じるのは、過去の記憶を元に「ああなったらどうしよう」とか「こうはなりたくない」と、未来に意識が向いている状態。

・うまくできるだろうか。

・うまくいくだろうか。

・治るだろうか。

・どう見られるだろうか。

などと不安を抱いている時、自分は今ここに居ない。

そして、困った状況になりたくないという「守り」の思いと連動して、身体が緊張する。

ということは、今ここ(この瞬間)で、「私は大丈夫」なのだと分かっていれば、身体のどこにも緊張はないはず。

でもね、頭で「私は大丈夫」だと思い込むこと(思考)はできるけれど、腑に落ちて分かるには、どうしましょうね。。。

 

やはり、地道に自分の本音を実践し続けていくこと以外に、無いと思う。

「そうしたい」「それはしたくない」という自分の本音にフタをせず、常に、自分の本音優先で自分のままで生きる(やりやすいことから)。

それを続けていると、

「あら、私が私のままで生きても、私も周りも全然大丈夫じゃん。」

と、腑に落ちる時がやってくる。未来への心配などどこへやら。そうなった時、身体のどこにも緊張は無いはず。

 

いつもいつも、自分の本音(心)を大切に。

他者の氣持ちを考えすぎたり、他者に合わせたり、他者の目を氣にして自分を曲げてしまう(本音にフタをする)のではなく、

常に、自分が自分のままで在ることを大切に。

 

サミー

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