脾(ひ)が弱ると、身体の中の水分を身体中に巡らすことがヘタクソになる。
その影響で、腸に潤いが不足して便が乾燥して出づらく、便秘になっている人がいる。
その場合、脾の機能が改善するよう、生活や食生活を変えていくことが大事なのはもちろんだけど、
一時的になら、腸を潤すことを漢方薬や濃縮マグネシウムに頼るのもアリだと思う。
目指すは、そういったものを利用しなくても、毎日年中快腸さんであるカラダになることだけど。
さて、まずは漢方薬について。
腸を潤し、便通を改善する漢方薬に麻子仁丸(ましにんがん)、潤腸湯(じゅんちょうとう)がある。
「仁」は植物のタネを意味し、タネにはオイルが豊富に含まれている。
「麻子仁丸」には杏仁(アンズのタネ)も入り、肺・大腸の気巡りを改善しつつ、麻のタネと杏のタネの油分が腸を潤し、排便を助ける。
「潤腸湯」は、その漢字の通り、まさに腸を潤す漢方薬。麻子仁丸(麻のタネ・杏のタネ)に加え、桃のタネなども加わり、腸を潤す働きは強い。
そして、「麻子仁丸」や「潤腸湯」など、漢方薬を購入する場合は、漢方薬局などでプロに自分の身体の現状を説明し、アドバイスをもらってからが良いと思う。
私は、腸を潤すために漢方薬ではなくマグネシウムのカプセルを選んだので、それについては次の記事に。
*このブログに綴っていることで、人さまに勧めるものは1つもありません。
私の考察や想いなどを、この場に「置いている」だけであり、このブログに綴られている何かを実践される場合は、自己責任で。
「快腸さん、マグネシウムを語る。」に、つづく。
サミー