Cue Spot 331

カラダの素晴らしさを、ただただ語る。

20◯◯年がどうした。

予言て、何でしょうね。

未来を予言する人に見えているのは、未来に起きている出来事ではなく、より広い視野で見えている「今」だと思う。

 

例えば、小学生のサミーと高校生のお姉ちゃんが自宅マンションで留守番しているとします。

父さんは仕事へ、母さんは近所のスーパーへお買い物。サミーは自宅マンションの1階エントランスで、友だちのジェシカちゃんと遊んでいます。

お姉ちゃんは、自宅マンション8階のベランダで、洗濯物を取り込んでいます。するとベランダから、自宅へ向かう母さんが見えました。

母さんの手にはバウムクーヘン。嬉しくてお姉ちゃんは、1階に居るサミーに伝えます。

「母さんがあと5分ぐらいで帰ってくるよ。いつものバウムクーヘンも買ったみたい。ジェシカちゃんも一緒に食べようね。」

サミーもジェシカちゃんもお姉ちゃんも大喜び。母さんの帰りが待ち遠しい。でも、10分経っても母さんは帰ってきません。

お姉ちゃんは再びベランダへ出てみると、ご近所さんと立ち話している母さんが見えました。

それから10分後、母さんは帰ってきましたが、バウムクーヘンを持っていません。バウムクーヘンは、ご近所さんにあげちゃったそうです。

これには、3人ともガッカリ。

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さて、8階に居るお姉ちゃんが1階に居るサミーに伝えた、バウムクーヘンを持っている母さんが見えた。」という情報はウソだったのかと言うと、そうではない。

1階に居るサミーよりも高い視点(8階)からその時見えた事実を、お姉ちゃんは伝えたのです。その時点の「今」では、確かに事実だった

そして、お姉ちゃんがその時点での「今」見えたことをサミーに伝えた後、思わぬことが起きて、

「あと5分後ぐらいに、母さんがバウムクーヘンを持って帰ってくるだろう。」と予測した未来が変わってしまった(予測がハズレた)。ということ。

 

だから、予言者が言った日時や出来事がハズレた場合、それはウソだったのかというと、そうではない。

*あえてウソを伝える者もいるから、ややこしや。

予言者が、高〜い視点(より広い視野)から見た「今」は、確かにそうだったけど、その後、世の中の状況が変わったということ。

 

未来は、毎瞬毎瞬の「今」の状態によって、簡単に変わる。この世に存在するのは常に、「今ここ」だけ。

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例えば、「20◯◯年、どこどこにこういったことが起きて、日本が(世界が)こうなりそう。」という、怖めの予言をしている人が居るとする。

けれど、その20◯◯年までの間に人々の精神性がうんと高まり、その影響で、予言されていた怖い出来事が起こりっこない地球の状態になるということは、充分あり得る。

 

けれど、予言者に見えているのは、現時点での、人々の集合意識の結果だと思うので、

精神的に自立し、他者や物やお金に依存せず、真に生きる力を身につけ、「自分はどこでも生きていけるから大丈夫。」という安心感に包まれて暮らす人が、もっともっと増える必要がある。

*集合意識:多くの人々が共有している想いや考え(生きることへの健康的・経済的不安など)。

そして、生きることへの不安が無い人がうんと増え、集合意識の内容がよりポジティブになった時、地球の状況はより良くなるのだと思う。

 

安心がベースにある人と、恐れがベースにある人は作ろとするもの(発想)が、まるで異なる。

恐れが強くなればなるほど「守ってくれる物」を作りたがり、その結果、環境や、作った者たちをも苦しめる。核とか。

 

予言を恐れ、「怖いこと」を回避するための情報を漁るヒマがあったら、より本音で暮らす努力をし、精神的に自立し、生きる力を身につけ、

安心感に包まれて毎日を暮らした方が、自分の心身だけでなく環境(地球)にも好影響で、未来をより良くするのに役立つと思う。

誰かの怖い予言を鵜呑みにして、恐る必要はない。

世界は確実に、着々と、より良くなっている。

 

ちなみに、今はさまざまなバウムクーヘンが存在するけれど、しっとりが過ぎる「お高級品」寄りのバウムクーヘンは、好かん。

子どもの頃に食べた、普通のバウムクーヘンが好きじゃ。

 

サミー

 

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