Aちゃんは地元が九州。若かりし頃、愛知に就職し、職場恋愛で結婚し、愛知に根付いた。
Aちゃんの妹は地元に居続け、結婚後も、親元近くでずっと暮らしている。
親が高齢になった今、Aちゃんは、「親の近くに住んでいる妹が、いつからか親の世話をする状況になっちゃって、妹に申し訳ない。」と言う。
なぜ、申し訳ないのだろう。。。
例えば、自分の意思で実家や実家付近に住み続けた人が中年になり、兄弟の中で自分が一番、親の近くに住んでいるがゆえに、高齢になった親の面倒を見る流れになり、それを不満に感じている場合、
その人が若かりし頃、自立して親元を離れなかったのは、なぜなのだろう? と、思う。
若かりし頃、金銭面や家事の面などで、「実家に居るとラク」という理由から、自立して親元を離れるということをせず、
実家付近の会社に就職し、結婚してからは実家近くに住み、頻繁に実家を訪れては、我が子の世話や食事を親にサポートしてもらう。
ということをしてきたのは、紛れもない「自分」であり、親元に居続けるという選択をしたのは、自分のはず。
ずっと親元に住み続け、親からたくさんサポートしてもらった自分が、高齢になった親をサポートするというのは、これまでの恩返しとして、やって当然ではないだろうか?
兄弟の中の誰かが、自分の意思で、若かりし頃から中年になるまでずっと、親元(実家やその近く)に住み続けている場合、
その人が、高齢になった親の面倒を見るのが自然な流れとなったことを、
若かりし頃から自立して親元から離れて暮らす他の兄弟が、申し訳なく思う必要はないように思う。
サミー
元氣とは、血液の質が良いこと。 - Cue Spot 331