長時間のマスク着用や、消毒を毎日頻繁に行うことで免疫力が低下した人は、病気に罹りやすいとエリクソン医師が言う。
某ウィルス対策としてのロックダウンが行われ始めた頃の動画。↓
【エリクソン医師】免疫力が低下するので、新型コロナウイルスにマスクは不要 - ニコニコ
動画内の言葉をかいつまんで書き起こし。
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免疫機能は、ウィルスや細菌などの抗原にさらされて構築されます。
幼い頃にハイハイしたり、口に物を入れたりしてウィルスと細菌が体内に侵入すると、抗原抗体複合体が産生され、免疫機能は構築されます。
*抗原:体内に侵入してきた異物。
*抗体:侵入してきた病原体から体を守るために、体内で作られる物質。
*抗原抗体複合体:抗原と抗体の複合体。
*複合体:2種以上の物が結合して1つになっている物。
子どもを部屋の中に閉じ込めていては、健康な免疫機能は発達しません。これは免疫学と微生物学の基本です。
・一日中家に居ろ。
・一日中マスクを着けろ。
・除菌クリーナーで家中を拭き、99%のウィルスとバクテリアを殺菌しろ。
と、誰かに命令され、それを忠実に何ヶ月も実行し続けたら、その人の免疫機能は低下します。
毒性が強くない細菌やウィルスは、敵ではなく私たちの友だちであり、毒性の強い細菌やウィルスから、私たちを守ってくれます。
私たちの皮膚には、連鎖球菌やブドウ球菌がいますが、それらの菌は悪者などではなく、私たちを日和見感染から守ってくれているのです。
*日和見(ひよりみ)感染:健康な人の身体にとっては全然問題ない病原体に、免疫力が低下した人が感染することにより発症する感染症のこと。
赤ちゃんが生後3ヶ月〜6ヶ月間、日和見感染に非常に弱いのは、正常菌叢(きんそう)が、まだ無いからです。
生後半年以上たった人間には正常菌叢があり、私たちの身体に必要なものです。
*正常菌叢:身体が正常な状態では、直接外界と接触のある皮膚、口腔、鼻腔、呼吸気道、消化管、泌尿生殖器には必ず何種類かの細菌群が常住し、これを正常菌叢(normalflora:ノーマルフローラ)と呼ぶ。
重病などで免疫機能が正常ではない人は、免疫機能を構築できないため隔離が必要ですが、
免疫機能が正常な人(健康な人)は、環境(日常にある菌)と触れ合う必要があります。
人と接触することを避け、家の中に閉じこもり、除菌生活を徹底し、太陽を浴びることが極端に少ない生活は、免疫機能を低下させます。
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書き起こし終わり。
例えば、腸管出血性大腸菌O157のような菌に感染した際に重症化する人というのは、重症化しない人と比べ、腸内細菌の数(種類)がうんと少ないのだそう。
自分が日々過ごしている環境で、除菌・殺菌をしすぎると、カラダは弱ってしまう。
そこへ、テレビを鵜呑みにして紫外線(お陽さま)を悪だと思い込み、日焼け予防を頑張っていては、カラダはさらに弱る。
洗剤のCMが菌を恐ろしいものに仕立て上げ、大衆に除菌を勧め続けた結果、免疫力が低下し、病院のお世話になる人が増えた。
菌を過剰に恐れて除菌を頑張る人が増えれば増えるほど、医療利権は潤う。
*シミ・ソバカスや、老化を加速させる大元の原因は、紫外線ではなく、粗悪な小麦粉食品を食べ続けた結果。
恐ろしい物でもなんでもない某ウィルスを恐れ続け、毎日長時間マスクを着用し、頻繁に手の消毒をし、除菌・殺菌に必死になるのは、
健康を追い求めてるのに、自ら心身を弱らせ続けるという、珍行動。
薬を出さないことでも有名だった真弓貞夫医師は、生前、菌について、
「人間にとって都合の良い菌を善玉菌、都合の悪い菌を悪玉菌と呼ぶけれど、菌にイイ菌もワルい菌も無い。菌は菌!」
と言っていた。好き(笑)
サミー