飲み過ぎが続いた結果として肝臓が弱っているのなら、お酒を控えれば肝臓の調子は良くなる。
けれど、それがあっさりできるのなら、アルコール依存症の人はこの世に居ない。
カラダを傷めると分かっていて、実際にカラダの辛さを実感してまでも、なぜ肝臓を酷使すること(アルコール依存など)をやめられないのか。
ということに注目したい。
肝臓は「怒り」の臓器。
怒りをいっぱい溜め込んでいるけれど、それを表に出さず平常心を装って生活している人は、肝臓を酷使する生活を送りがち。
肝臓を酷使する行いには、お酒以外にも、食べ過ぎ、甘いものの摂り過ぎ、添加物の取り過ぎなどがある。
行き過ぎた行為をやめられない時、その人の中には、怒りの感情が鬱積しているように思う。怒りの奥には寂しさが潜んでいるけれど。
溜め込んだ怒りが解消され、深く癒されれば、次第に、肝臓を酷使する行いを選ばなくなる。
では、溜め込んだ感情を解消するために、過去に遡って、わざわざ思い出したくないことを思い出し(掘り下げ)、
辛かった経験のひとつひとつと向き合わなくてはならないのかと言うと、そんなことはない。
辛かった経験の記憶を、わざわざ掘り返す必要はない。時間がかかるし、疲れちゃうし、心が沈んじゃうから。
何事も、なるべくラクして確実により良くなればいい。
そこでオススメしたいのが「爆笑」。
爆笑を、頻繁に生活に取り入れて欲しいなと思う。誰かとのお喋りだろうと、YouTube動画だろうと、なんでもイイ。
「私はコレを見るといつも爆笑してしまう」という、鉄板の何かがあるとイイね。少し笑えるぐらいではなく、爆笑するレベルのものがイイ。
「いついつの、この出来事についての怒りを解消するために爆笑するぞ!」
と身構える必要はない。今の自分を爆笑に導くための道具を使って、ただただ「今」笑い転げれば良いだけ。
「笑う」は「祓う:はらう」
笑うことで、ハート(心臓のエネルギー体)に積もったススが、サッサッと祓われていく。
心にフタをし続けて生きると、本心との摩擦で心が擦れて、ススがいっぱいできちゃう。
ススは頑張った証でもあるけど、もういらないよね。
(^_^)(^_^)
そして、ススが払われ(祓われ)、曇っていたハートがクリアになったら、これまで体験した出来事に対しての見え方や感じ方が、変わる日がやって来る。
そうなって初めて、癒される。
滑らかで、エネルギッシュな本来のカラダへ戻るために必要なのは、引き算。
カラダが調和を崩している時(病気の時)に大事なのは、何か良い物を摂取しようとするよりも、
感情や物質など、カラダに溜め込んだ不要なものを排出していくこと。なるべくラクに。
ラクなカラダで、ケタケタ笑ってグングン生きよう。
サミー