全ての病気は血液の質が問題であり、血液の質が低下しているというのは多くの場合、血液が酸性に傾いていることを指す。
重曹とクエン酸を水に少量溶かしたドリンクを適量飲むと、身体が弱アルカリ性になるため、
「重曹クエン酸ドリンクを毎日飲み続けた結果、癌が治った。」などと発信する人がチラホラ居て、「重曹クエン酸ドリンクは健康に良い。」という情報が広まった。
私も作って飲んでみた。グラスに１５０ccほど作り氷を加えたら、冷たい微炭酸ドリンクの完成。
初めて飲んだのは確か、夏の暑い日。サッパリして美味しかったので、何度か作って飲んだけれど、いつも美味しいわけではなかった。
このドリンクは、酸性に傾いた身体を弱アルカリ寄りにしてくれるので、身体が酸性に傾いている人、つまり、病気の人や身体が疲れている人にとっては美味しく感じる。
逆に、元氣いっぱいの子どもや、至って健康な人には美味しく感じない。そ。身体が弱アルカリ性の人に、重曹クエン酸ドリンクは必要ない。
それなのに、美味しくないと感じていながら、「身体に良いと聞いたから」と無理して飲み続けたり、飲み過ぎたりすると、体調を崩す。
何事も、「これをした方が良さそうだから」と頭で考えて選択するのではなく、自分の身体の感覚に従って選択すると、間違いない。
そして、重曹クエン酸ドリンクは、酸性に傾いている身体を強制的に弱アルカリ性に寄せるので、やっぱり、身体にとっては負担。
一時的利用なら良いかも知れないけれど、重曹クエン酸ドリンクにずっと頼りきるのではなく、
生活や食生活を改善することにより血液の質を改善し、常日頃から身体が弱アルカリ性であった方が良い。
サミー
