前回の記事「やられて嫌なことを、してしまう?」のつづき。
「人は、日頃食べている物に似てくる。」と言うように、
人間にとって都合よく作られた工業的畜産物や農作物、加工食品を食べることが多いと、
自分にとって都合が良く機能するかという、メリット重視で物事を選びがちになり、
それは、決して好きではない物事(予定や人間関係など)なので、ストレスとなる。
複雑な食べ物を頻繁に食べていると、物事の捉え方が複雑で悩みがち(グチりがち)になり、
シンプルな食べ物を頻繁に食べていると、思考はシンプルでいつも決断が早く、悩むことが少ないのかもしれない。
そして、残酷な育てられ方をした畜産物を頻繁に食べる人は、他者に対して冷酷になりやすいのではないだろうか。
「人は、日頃食べている物に似てくる。」という言葉が腑に落ちるようになったのは、グチることの多かったAさんと、親にキツい物の言い方をするBさんの食生活が、外食やインスタントばかりだから。そんな二人は、肉が大好きでもある。
複雑な食べ物とは、たくさんの薬品を使用して出来上がった食べ物だけでなく、凝った料理もそう。自然からかけ離れた食材や、その食材本来の状態からかけ離れた料理のこと。
シンプルな食べ物とは、薬品を使わずに出来上がった自然食材や、その食材を使った簡単料理など。
*私が作るヴィーガンのオヤツも、その食材の本来の状態とはかけ離れているので、偉そうなことは言えないけれど。。。
ストレス(悩み)の原因とは、
・やりたいことをやれていない。
・やりたくないことをやっている。
この2つ。本音に背いたことを続けているから、ストレスが溜まるのだけど、
食習慣を見直し、血液の質が改善されると、身体だけでなく思考も変わるので、価値観が変わる。
他者の目を気にして、本当にやりたいことをしないとか、他者に気を使って、やりたくないことを我慢してやる。
ということがアホらしくなり、自分の心身を、より大切にした生き方をしたくなる。
そして、「自分の本心にフタをして無理をする」ということが、だんだんできなくなり(やらなくなり)、気づくと、日常生活でのストレスが、減っている。
ストレスが多い日常を送っているという自覚があるのなら、現状をなんとかしようとするより、自分の食生活を見直し、血液の質が改善されることが、ストレスを減らす近道だと、思う。
たとえ、自分が抱えているストレスが、他者のせいだと思っているとしても。。。
食習慣の見直しを頑張りすぎて、それがストレスになっては元も子もないので(笑)、決して、ストイックにはならずに、楽しく実践が、ミソ。
(^_^)(^_^)
サミー